プロジェクトストーリー
PROJECT STORY 04 SANKEILOGI
「SANKEILOGI」は当社の物流施設ブランドであることを、施設を見て頂いた皆さまに一目で分かるものにしたいという想いで決定しました。サンケイビルは日本で唯一のメディア系デベロッパーとして、経済・社会課題に向き合い、お客様の求めるサービスと商品を開発し、世の中に発信してきました。新しい生活スタイルが求められる現在、物流業界においても通販需要の拡大による消費者行動の変化などにより、物流施設需要が高まっていると認識しています。当社の物流施設では、顧客のニーズを捉え、荷物の保管効率向上や分割利用へフレキシブルに対応可能なプランとすることだけでなく、当社がこれまでに培ってきたデベロッパーとしてのノウハウを活かして、エントランスや共用部を含めた細部まで気を配り、「従業員の皆様が快適に働ける施設」づくりを目指していきます。
インタビュー
Ryota Ozaki
尾崎 良太
新規事業開発部次長(当時)
Seiya Hayashida
林田 征矢
新規事業開発部(当時)
第一号物件「SANKEILOGI柏の葉」
林田 第一号物件の「SANKEILOGI柏の葉」は、竣工前にテナントが決定しており、物流事業者が入居しました。決め手となったのは立地の良さでした。最寄り駅となるつくばエクスプレス「柏の葉キャンパス駅」周辺は大規模な開発が進み、ららぽーと等の商業施設や東京大学、千葉大学、国立がん研究センターなどが集中する文教・商業地域として発展を続けています。柏エリアは、都心部から30㎞圏内に位置し、東京港までも車で約35分と船舶貨物輸送と消費地の両方へのアクセスが良好です。所在地は常磐自動車道「柏IC」から約700mに位置し、国道16号線も利用可能なため、広域配送にも優れた立地です。国立がんセンターのバス停から徒歩約5分程度。周辺居住人口も多く、従業員確保に有利な点もポイントとなりました。
尾崎 地上4階建て延床面積1万1,049㎡の複数テナントにも対応可能な物流施設として開発に着手しました。10t車用トラックバース12台、トラック待機場3台、梁下有効高さ5.5m(4階は6.5m)、床荷重1.5t/㎡。施設外に喫煙所、2階には従業員たちがくつろげる屋外テラスを設け、快適な労働環境を整えています。また、施設の屋根を利用して、太陽光発電システムを導入し、発電した電力を施設内での自家消費が可能。環境負荷低減に貢献しています。
最新物件「SANKEILOGI府中」
尾崎 「SANKEILOGI府中」は当シリーズの第 4 弾であり、地上4階建て、延床面積約 39,617㎡のマルチテナント型の物流倉庫として、物流施設の供給が少ない府中エリアに誕生します。中央自動車道「国立府中 IC」より約3.9㎞、東京都心まで30㎞圏内という立地特性をいかして幅広い物流ニーズに対応するほか、敷地内に現存している府中市の遺跡登録を受けた塚を保護し一般に開放することで、地域に貢献する物流施設を目指しています。
林田 敷地北側の自主管理公園は、憩いの場として利用できるだけでなく、災害時には備蓄倉庫等を利用可能。地域の防災拠点としての役割も果たします。また、JR武蔵野線「北府中」駅から徒歩10分と、従業員確保における立地優位性も高いエリアです。最上階には富士山を望めるテラスが魅力的なラウンジを設け、従業員の方々にとって快適に働いていただけるように整備しています。
これからの「SANKEILOGI」
尾崎 サンケイロジという独自ブランドとしては柏の葉を皮切りに、神奈川県厚木市、大阪府摂津市、東京都府中市など全国各地でプロジェクトが進んでいます。冷凍冷蔵倉庫の開発に加え、既存の物流倉庫をお客様のご要望に合わせてリニューアル工事を実施し、施設のバリューアップを行って早期の稼働を目指す物流施設再生事業にも取り組んでいきます。
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