新規参入の事業は、
人として、会社としての信頼を
積み上げることから始まる。
新規事業開発部
川口 渚
2020年入社
法学部 卒業
PROFILE
不動産業界に勤める父親に勧められ、サンケイビルの存在を知った。当時200名に満たない規模ながら、多様なアセットをチャレンジングに開発。社員同士のつながりの強さも魅力に感じて、入社を決めた。趣味は旅行で、各地の美味しいグルメを食べ歩くのが目下の楽しみ。

まさかの法務部スタート。
上司との赤字のキャッチボールで、
基礎を培った。
入社したときは世の中がまさにコロナ一色で、入社式の翌日から自宅待機となり、オンラインで研修などを受けていました。私は法学部出身でも、専攻は政治学です。法務部への配属には驚きましたが、3年上に同じく新卒で配属された先輩がいると聞いて少し安心しました。6月から徐々に出社できるようになって、上司や先輩との交流がようやくスタート。それでも社内にはまだ人が少なかったので、私のためにみなさん出社されていたのだと思います。仕事は契約書のチェックからでした。まずは上司がチェックした契約書を見て、その要領やポイントを覚えていく。半年ほどすると、私が先にチェックして上司からアドバイスをもらう流れとなりました。最初は戻って来る書類が真っ赤でしたが、少しずつ赤字が減っていくのが嬉しかったですね。本当に根気強く丁寧に指導して頂きました。



難しいスキームやトラブル相談にも、
「社員がお客さま」の姿勢で臨む
2年目に入ると私主導で契約書を見るようになり、3年目には大きな取り引きや証券化など難しいスキームのものも任せてもらいました。業務の難易度が上がるにつれ、弁護士とのやりとりも増えていきます。法律知識もさることながら事業に対する理解が求められるため、学ぶべき範囲は格段に広がっていきました。その他、トラブル対応や社員研修なども担当しました。いつも心がけたのは、「社員がお客さま」という姿勢です。どんな些細なことでも丁寧に対応し、期日よりも早くレスポンスする。杓子定規にならず、相談者と一緒に解決策を探し出す。そんな積み重ねによって、私宛の相談メールが日々増えていくのもまた大きなやりがいとなりました。法律を通してデベロッパー事業やグループ全体の取り組みを把握することもでき、とても学びの多い3年間だったと思います。

希望して挑んだ営業アセットは、SANKEILOGI。
顧客と信頼関係を築き、柔軟な対応力で勝負する。
4年目に新規事業開発部へ異動、そこで当社の物流施設「SANKEILOGI」の開発に携わることとなりました。コロナ禍での物流需要の高まりを受け始めた事業ですが、当時はまだ物件数が少なく、認知度も低い状況。まずはブランドサイトを立ち上げるところから始めました。並行して営業活動にも加わりましたが、何しろ数字を扱うのも図面を見るのも初めてなので、しばらくは上司に付いてインプットに注力しました。人とのコミュニケーションが大好きで、以前から営業を経験したいと思っていました。だからそんな準備期間も全く苦ではなかったですね。メンバー全員で取り組む雰囲気が、とても好きでした。営業先は物流会社とメーカーが大半です。新たな拠点が必要になったとき真っ先に声をかけてもらえるよう、まずは個人として、会社として信頼されることが大切になります。また国内の物流施設はどんどん標準化が進んでいるため、いかに他と差別化できるかも重要。その点で当社は、お客さま本位で柔軟に対応できるのが強みだと言えるでしょう。


初めての成約で得たのは、自身への手応え。
多彩なラインナップを武器に、チームで飛躍をめざす。
異動して2年目を迎えるころ、初めての契約を取り付けました。中古の倉庫を買い付けリノベーションしたものを貸し出すというスキームで、たまたま飛び込みで入った先が興味を持たれご案内したところ、立地や設備を大変気に入ってくださり、成約に至りました。タイミングが良かったと言えばそれまでですが、交渉の間も誠実に取り組んだことが評価されたと思っています。先方の役員が現地を視察されたとき、担当者が「ここは川口さんが紹介してくれたものです」と言ってくださったんです。嬉しかったですね。それを聞いていた上司も自分ごとのように喜んでくれました。現在当社の施設は20を数えるまでになり、冷凍冷蔵型やマルチタイプなど多彩なラインナップを取り揃えています。この2年半で、知名度もかなり高まったと感じます。ただ、一時の物流ブームは収束してしまったので、厳しい営業環境であることに変わりありません。自身のことで言えば、気軽に足を運べるお客さまがかなり増えました。ときには商談よりも雑談が長くなってしまいますが、それも私の営業スタイルです(笑)。法務での経験もすごく活きていますね。契約周りだけでなく、トラブル対応などでもよく相談を持ちかけられます。気づけば部内で2番目に長い存在となりました。これからも試行錯誤は続きますが、チーム一丸でトップブランドをめざしていきたいと思います。
(2025年12月インタビュー実施)
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同じ業界で働く父が「すごくいい会社」と勧めてくれたときは、単純に働きやすさのことと受け止めていました。でもこうして5年半を過ごし、2部署を経験して感じるのは「成長環境」としての良さです。聞けばとことん教えてくれるし、やれば失敗するまで、いや失敗しても見守ってくれる懐の深さがありました。次はまた違うアセットに挑戦してみたいですね。今はマンション事業にすごく興味があります。サンケイビルにはたくさんのフィールドがあるので、自身の可能性をもっともっと広げていきたいと思います。
















