安心・安全・省エネ

竹中工務店、三菱地所 設計監修・監理の安心、安全設計

■制振装置と高度な技術で高い安全性を確保

東京サンケイビルは、新耐震基準の1.5倍以上の耐震設計です。この耐震性能は、稀に起こる震度5強程度の地震に対して構造体の損傷はなく継続使用が可能であり、防災拠点ビルに相応しい強い耐力を有しています。
構造面は、制振ダンパーを設置してエネルギーを吸収することにより地震時の揺れを低減する制震構造となっており、この制震装置の設置により、地震時の変形が15%程度低減されます。
建物基礎部分には、SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)引き抜抵抗杭を最大で地下60mの深さまで伸ばし、大地震時の基礎の引き抜きに対する安全性を高めています。低層部の柱にはCFT(コンクリート充填鋼管)構造を採用し、大きな耐力と変形性能を確保しています。
建物6階部分には、上層部を安全に支持するため高さ9メートルのメガトラスを設け、建物6階から13階にかけては、高強度鋼材を用いたメガブレースを配置して地震時の上部の水平変形を抑えるなど、建物の安全性を高めています。
また、本敷地における地盤増幅を考慮した長周期地震動の検証においても、十分な安全性が確認されています。

テナント用発電機を実装。BCPを強力にサポートする電力対策

東京サンケイビルでは、エネルギーの安定供給のために、信頼性・安全性の高い66kVループ受電方式をとっており、2ルートからの引き込みにより一方の電源系統がダウンした場合でも、もう一方の健全な系統からの受電が可能です。また、ビル内には7,500kVAの2台の主変圧器を用意し、増大する電力負荷に対しても十分な容量を有しています。
更に、停電や災害などの非常時に備えるため、非常用発電機4機*1を備えています。うち、テナント用発電機として2,500kVAと1,250kVAの2 基を実装済み*2で、万一の事態にもお客様の企業活動を強力にサポートします。

*1 発電機(ビル保安用非常用発電機…1,500kVA×2基、テナント用発電機…2,500kVA×1基・1,250kVA×1基、オイルタンク計55,000ℓ)
*2 別途ご契約及び受電のための工事が必要です。ご契約容量には制限がございますのでお問い合わせ下さい。

■通常時
  (2ルート引き込みのループ受電)

■ルートの一方に事故発生の場合
  (健全なルートから受電)

■2ルート共に事故発生の場合(非常用発電機が稼働し電力を供給します)

* テナント用発電機は、別途ご契約及び受電のための工事が必要です

快適性と環境配慮を両立する省エネ設計

■最大限の採光を可能にした省エネルギー窓廻りシステム

外壁となるガラスカーテンウォールには低放射型複層ガラス(Low-eガラス)を採用。床から天井までの全面ガラス窓により、十分な自然採光と眺望を実現。また、外皮から熱の影響を最小限に抑えるエアバリア空調システムにより、窓際空間の居住性、快適性、省エネルギー化を可能にしました。

■「快適」をささえる空調計画

各フロア4分割されたゾーンごとに空調機を配置し、24時間独立運転を可能にすると共にVAVによるきめ細かな空調制御が可能です。また、将来の機器発熱増加および特殊使用に対応して冷温水の配管の取出し口を用意。お客様のニーズにフレキシブルに対応できるように考慮しています。

■省エネルギーに配慮した照明計画

共用部・専有部共に、LED照明や高効率インバータ照明を採用し、十分な照度を確保しながら省エネルギーに配慮しました。
トイレには順次人感センサーを導入しており、無駄な電力を削減します。

安心・安全のサポート

■24時間監視体制

ビルの安全性、快適性、管理機能の向上を配慮し、地下1階の中央防災センターに設備、防災、警備の各監視制御機能を集約。24時間有人体制でビルと働く人々をサポートします。

■防災備蓄倉庫

当ビル地下4階に、防災備蓄倉庫を設置。医療資材や応急食料品など、万一の災害に備え、非常用物資を保管しています。

■災害時の貢献

東京サンケイビルでは、自然災害や緊急事態により甚大な被害が発生した場合、人道的な側面から可能な限り、安心・安全の確保に協力しています。
2011年3月11日に発生した東日本大震災では、当ビル3階のサンケイプラザを交通網の混乱で帰宅困難となった約100名の方々に開放しました。
また、震災後もしばらく続いた交通機関の混乱に伴い、自転車通勤を希望されたテナント社員に向けて、一定期間、駐輪場の開放を行いました。